ツヤプリパウダーを使用して、”ツヤツヤプリプリ”に印刷する実験を行いました。
ツヤっと膨らみ、グッと存在感がアップし、とっても面白いです!
実験の様子を是非ご覧ください。
2026.01.15 シルクスクリーンの実験室
ツヤッとプリッと印刷してみよう!〜ツヤプリパウダーの使い方〜
ツヤプリパウダーを使用することで、ツヤツヤにプリッとした印刷ができます。
ほんの一手間を加えるだけで、通常の印刷よりも個性が出るので、とても面白いです。
「ツヤツヤプリプリ」といえば、子どもたちの可愛いおしり…ということで、
今回はおしりのイラストでツヤプリ印刷をしてみます!(笑)
まずは通常のSURIMACCAインクでイラストを印刷します。




おしりのイラストが印刷されました!
文字の「TSUYA PURI」の部分をツヤプリにしようと思います。
使うパウダーはこちら!

ツヤプリパウダー
熱を加えると、ツヤプリになるパウダーです。
<製版時の注意点>
・ツヤプリパウダーを使用するときは、通常のSURIMACCAインクが完全に乾く前に使用してください。
・ツヤプリパウダーを使用して製版する場合は、目の粗い70メッシュを使用しましょう。70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)で印刷を行います。
・布ものへの使用は出来ません。
・加熱時の適温は約120℃です。
それでは、さっそくツヤプリにしてみましょう!




パウダーを振り落とすと、こんな感じでパウダーが少しインクの上にのった状態になりました。
よ〜く見てみると薄らパウダーが見えます。
そして、ここで登場するのはヒートガン!




ジャーン!文字がツヤツヤプリプリになりました!
触ると少しモリッとしていて、ツヤっとした光沢感があります。
せっかくなので、可愛いおしりにも色を付けて、プリッと仕上げてみます。(笑)






今までと同じ手順で、パウダーで仕上げていきます。

ツヤツヤプリプリのおしりが完成です!!!
今回は肌色を印刷しましたが、SURIMACCAインクには肌色がありません…。
でも、心配ご無用!
自分でオリジナルカラーを作ってしまえばいいのです。
色を混ぜてオリジナルカラーを作れるのも、シルク印刷の楽しいところ。

用意したのは、
混ぜるときに使用する容器とヘラ、そしてSURIMACCAインクです。




あっという間に肌色の完成です!
このように、少しずつインクを足して調節しながらオリジナルカラーを作ることができます。
ツヤプリパウダーを使うと、ツヤっと膨らみ、グッと存在感がアップしました!
一手間はかかりますが、これはやってみる価値アリ!!
ペーパーアイテムで、ちょっと存在感を出したい場所にポイント使いでツヤプリを施すと、とてもオシャレに仕上がると思います。
そして、薄い紙・分厚い紙はもちろん、ダンボールなどの立体物や木にもツヤプリができるという驚き!!
※布へのツヤプリはできません。ご注意ください。
SURIMACCAインクの「クリア」を使えば、透明のツヤプリができます!
表現の幅は、まさに無限大です~~!
自分でツヤプリ、とってもおすすめですよ。
はじまり準備室は、HOSHIYAMA DESIGN OFFICEが運営するシルクスクリーン印刷で、 「自分で作れる」ワークスペースです。 好きな絵柄で「版」をつくり、いろいろなグッズを手作りしてデザインと印刷を思いっきり楽しもう! お気軽にご相談ください。
はじまり準備室
https://hajimari-junbishitsu.com
2025.12.25 シルクスクリーンの実験室
もこもこ作品を作ってみよう!〜もこもこインクの使い方〜
もこもこインクは、その名のとおり熱を加えると膨らむ発泡インクです。
熱を加えると膨らむので、つい触りたくなるようなもこもこ作品を作れます。
今回はサンタモチーフのイラストで、白い部分だけ”もこもこ”にしていきます!
まずは通常のSURIMACCAインクでイラストを印刷します。




サンタモチーフのイラストが印刷されました!
これだけでも十分なのですが、これをさらに可愛くしちゃいます!
使うインクはこちら!

<製版時の注意点>
・もこもこインクで製版する場合は、目の粗い70メッシュを使用しましょう。70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)で印刷を行います。
・もこもこインクを使用する場合は、布は綿50%以上のものをご使用ください。
それでは早速印刷してみましょう!
まず、もこもこにしたい場所の版を作成します。




うーーーーっすらと白い透明のインクが印刷されています。
※インクが乾きやすいので、手早く印刷し、作業を一時中断する場合は必ず版を洗ってください。
そして、このタイミングでアイテムを使用します!

ヒートガン!!!
こちらは高温の熱風を発生させ、乾燥、収縮、接着など様々な作業に使う電動工具です。
※ヒートガンをお持ちでなければアイロンでもOK。アイロン使用時は、直接かけず当て布をご使用下さい。
温度は【150度】に設定したアイロンをやさしくあてます。力をかけすぎたり、温度が高すぎるとふくらみをつぶしてしまうこともあるのでお気をつけください。まずは低めの温度から試していただくことをおススメします。
このヒートガンを使って、熱風をもこもこインクで印刷したところにあてていきます。


少しずつ、もこもこしてきているのがわかりますか?
熱をあてると、面白いくらいに、もこもこしてきます。

ジャーン!もこもこ作品が完成しました!
手で触ると、ふわふわしてて、触り心地抜群なのです!
ちなみに黒の生地に印刷したらどうなるんだろう?と思い、実験してみました。
先ほどの手順で、もこもこインクまで印刷してください。



黒地だと白のもこもこが映えますね〜。
とても可愛いです。
※黒地に印刷する際は、通常のSURIMACCAインクではなく、コッテリインクかラメインクを使用してください。
ヒートガンをあてて、どんどんと”もこもこ”になる動きはとっても可愛くって「きゃーーー!かわいいーーーーー!」と声が出ちゃうほどでした…(笑)
完成した”もこもこ”もとてもキュートで、触り心地までも可愛い!
通常のカラーだけでは物足りない!という方にはとってもオススメです!
もこもこインクは単体で使用すると白色に膨らみますが、他のSURIMACCAインクと混ぜて使用することもできるので、いろんな色でも試してみようと思います!
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2025.11.13 シルクスクリーンの実験室
フルカラーの写真を印刷してみよう!
今回の実験は、フルカラーの写真をシルクスクリーンで印刷してみたいと思います!
「え?写真も印刷できちゃうの?」とビックリですよね。
なんとも言えないレトロな感じに印刷できるのでとってもカワイイのです。
少し難易度が上がりますが、達成感も満足感もありオススメです!
では、はじめて行きましょう〜!
フルカラーの写真を印刷する時は「4色分解印刷」という印刷方法をを使います。
シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)=CMYKをそれぞれの色を順に重ね合わせることで、フルカラーに近い色彩の表現を可能にする印刷方法です。
フルカラーのデザインを4色に分解して展開し4版制作します。その後、1色ごとに色を重ねあわせ、フルカラーを再現します。

フルカラーの印刷物をよく見てみると小さなドット(網点)の集合体であることが分かります。C(シアン)とM(マゼンタ)がが重なって紫に見えるように、CMYKの各色のドットの重なり方で豊富な色を再現しているのです。
データ作成も”はじまり準備室”におまかせ!事前に写真を送ってください!
今回はこちらの写真を印刷してみようと思います。

写真を”はじまり準備室”に事前に送っておくだけでOK。印刷する日までに製版データを作成しておきます。
今回はSURIMACCAインクのこの4色を使って印刷してみます!
(この4色は元の写真の色味に一番近い仕上がりになるインクのラインナップです)

選ぶインク次第で写真の雰囲気をガラッと変えることもできます。インクをパステル系でそろえるとノスタルジックな仕上がりになりますよ。
まず、一番最初に印刷する色は「Y」のイエローです。
印刷したい素材の上に版を置き、インクをのせて印刷していきます。



<製版時の注意点>1版刷り終わるごとにしっかり乾燥させましょう。
2色目も印刷していきますよ。



わお!ピンクの色が重なりました!
黄色とピンクが組み合わさることで、オレンジっぽい色も見えてきましたね!
これは面白い!!
3色目もどんどんいきますよ〜!



すごい!一気に写真に近づいてきました!
顔の表情も分かるようになり、見える色のバリエーションも一気に増えましたね。
4色目、最後の色になります!
どんな感じになるのかワクワクしますね。



完成です〜!!!
髪の毛や黒眼がハッキリしましたね。
ちょっとレトロな感じの印刷なのがまた味があってカワイイ!

こんな感じで、紙だけではなく、布にも印刷することができます。
白だけではなく、他のカラーの素材に印刷することも可能ですよ。凄い!
「写真も印刷できるよ!」って聞いた時は、イラストみたいな感じに仕上がるのかな〜?とイメージしていたのですが、全然写真に近い仕上がりでビックリ!
今回は人物の写真でしたが、風景写真などを使ったらフィルム写真っぽくなったりするのかな?とやってみたくなりました。
お孫さんの写真を印刷しておじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしたり、Tシャツに推しの写真を印刷して着てみたり…笑
写真を印刷するのもとっても楽しいですよ!
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2025.10.30 シルクスクリーンの実験室
ゴールドで印刷してみよう!〜インクと箔フィルムの比較〜
ちょっと上品な感じや、ワンランク上のリッチな感じを出したい時にオススメなのがゴールド!
今回は、”ゴールドのインク”と”ゴールドの箔フィルム”を使って実験してみようと思います!

左:SURIMACCAインク ラメ(ゴールド)/ 右:箔フィルム(ゴールド)
使うインクはこちら!

<製版時の注意点>
ラメが入ったインクで製版する場合は、目の粗い70メッシュを使用しましょう。70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)で印刷を行います。
それでは早速印刷してみましょう!
印刷したい巾着の上に版をを置き、インクをのせて印刷していきます。





こんな感じで、ちょっとキラキラしててリッチな感じに印刷できました!
鳥さんたちも「私たち、ちょっとオシャレに見えるわね♡」なんて会話をしていそうです。
次はもっとゴージャス感が欲しい方におすすめ!工程が増えるけど一度やってみてほしい!
箔フィルムはインクの代わりにホットバインダーを使用し、アイロンで紙や布などに接着します。
インクとは違った仕上がりを楽しめますよ。
使う材料はこちら!


<製版時の注意点>
ホットバインダーを使用する場合は、目の粗い70メッシュを使用しましょう。(ホットバインダーは乾きが早く、版の目詰まりを起こしやすい為)
70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)で印刷を行います。
それでは、やってみましょう!



ここで必ず守って欲しいことが、次の工程に移るまでにちゃんと乾かすこと!!ドライヤーなどでしっかり乾かしてください。
そして、ホットバインダーはインクに比べると、乾きが早い為、版の目詰まりを起こしやすくなるので、版はすぐに洗ってくださいね。
それではいよいよ箔フィルムをのせていきますよ〜!






<アイロン使用時の注意点>
アイロン温度は150℃で20秒ほどのアイロン当てが目安です。直接当てず、あて布等をご使用下さい。家庭用のアイロンの場合は「スチームなし」「中温~高温」でご使用下さい。

完成〜!!金ピカに仕上がりました〜!!
インクに比べると、さらにピカピカゴージャスな仕上がりになります。
イラストやフォントの一部だけに箔フィルムをのせるのもおすすめですよ!

ゴールドやシルバーだけではなく、いろんな色の箔フィルムがありますので、お気軽にご相談ください!
箔フィルムでの印刷面は摩擦に弱いので、必要以上に強くこすると剥がれてしまう恐れがあります。
洗濯をされる際は、優しく手洗いしていただくことをおすすめいたしますが、洗濯機をご使用される場合は、裏返してネットにいれるなど印刷面に摩擦が少なくなるよう工夫してください。
今回は、ゴールドのインクとゴールドの箔フィルムを使って比較してみました!
あなたはどちらの仕上がりが好みでしたか?
実際にやってみると、”好み”だけではなく、イラストやフォントとの相性もあるな〜と感じました。
箔フィルムは工程や材料が増えるので、少しハードルが上がってしまいますが、インクではでないキラキラが特別感を演出してくれるなぁとビックリ!
結婚式のペーパーアイテムなどに使用したら素敵っ!!
はじまり準備室は、HOSHIYAMA DESIGN OFFICEが運営するシルクスクリーン印刷で、 「自分で作れる」ワークスペースです。 好きな絵柄で「版」をつくり、いろいろなグッズを手作りしてデザインと印刷を思いっきり楽しもう! お気軽にご相談ください。
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